小林よしのり

夏のマスクは危険

小林よしのり

日々の出来事
2020年 6月 13日

今朝もテレビで「夏のマスクは危険」という啓蒙を医者が
行なっていた。
これから「夏のマスクは危険」という認識は、ますます常識
になっていくだろう。

熱中症で救急搬送される者が、どんどん増えていくからだ。
熱中症による死者は例年よりはるかに増える。
カラオケしながらマスクとか、マラソンしながらマスクとか、
無謀なことをしている者が多すぎる。
しかも店側がマスク着用をルールにしているから、わざわざ
客を危険に追い込んでいるのだ。

マナーは原理主義ではない。
TPOで変化させるものであって、日本人は自分の頭で
考えることができない。
マスクしろと言われたら、何が何でもマスクが絶対ルールに
なってしまう。

特に自粛警察は、脳の柔軟さが全くないから、「マスクは掟!
マスクは掟!掟を破るな!」の一辺倒で店に抗議を繰り返す。

だがこれから7月8月となっていけば、マスコミで医者が
「夏のマスクは危険」とガンガン啓蒙し続ける。
感染症の専門家も、言ってることが逆になって、熱中症を
防ぐために、「夏のマスクは危険」を力説しなければならなく
なる。
自分で火をつけて、自分で消すのだから、滑稽でしかない。

どうせ常識から外れた発狂ルールなのだから、どんどん
変化していくだろう。
その全てを後世に残していくのが『ゴー宣』である。