小林よしのり

安倍首相の会見はまだ専門家に阿っている

小林よしのり

日々の出来事
2020年 5月 4日

安倍首相の会見を聞いたが、こんなんじゃダメだ。
ようやくコロナ根絶は不可能とわかったらしくて、
それでもクラスター班が活躍できる水準まで感染者数
を下げたいというのが本音のようだ。

14日に再び専門家会議に諮って、条件によっては
期間を待たずに解除するかも・・・と言っていたが、
解除する「基準」について、記者が誰も聞かないのが
不思議である。

野党が「延長」自体には賛成で、補償が足りないという
論法しか持たないことも全然ダメだ!
野党もクソくらえだ!本当に怒りがこみ上げる。

「新しい生活様式」とやらを守るのなら、経済をフルに
再開できることにならないし、歌舞伎や大相撲や野球
に客を入れられないし、ミュージシャンは大規模のライブ
なんか絶対やれない。

資本主義の日常が戻らない。
すでに焼身自殺する人まで出たのだ。
5月いっぱい自粛が続けば、倒産・失業・自殺者が
ガンガン増えて、コロナ地獄ではなく、不況地獄になる。
一刻も早く経済をフル活動させるしかない。

まだ「自粛延長」に賛成するような者が多いということが
問題なのだ。
年金生活者や大企業サラリーマンのような既得権益を
持つ者が「自粛延長」を望んでいるのだろう。
自分の命の延長だけが望みだからだ。

経済再開への声をもっと大きくしなければダメだ!
自粛反対の声をもっと拡大しよう!