小林よしのり

政府は専門家の言うなりになるな!

小林よしのり

日々の出来事
2020年 5月 2日

今日は生放送の打ち合わせ前に、『よしりん辻説法』
のコンテを終わらせたい。

秘書みなぼんは打ち合わせのための夕食のレストラン
見つけたかな?
花粉症で頭痛がするほどの状態になってたから心配だ。

緊急事態宣言の延長が決まると、テレビのワイドショーや
報道番組がようやく経済は大丈夫か?という視点を入れる
ようになってきた。
羽鳥モーニングショーもその例に漏れない。
今ごろ経済を気にするとは「遅すぎる」!

テレビは、飲食店だったら廃業に追いやっても良心の呵責
も感じなかったのだろうが、そろそろ自分たちのスポンサー
である企業が広告費を出せなくなる段階になってきたので、
ヤバいと思い始めたようだ。

だが、自粛と補償をセットと主張しても、単なる偽善に
他ならない。
飲食店から大企業まで、莫大な損失をスズメの涙ほどの
補償金で補填できるはずがないからだ!

倒産する経営者や、失業者の苦しみが分からぬなら、
テレビ局を倒産させるしかない。
CMを出す企業が全部手をひけば、「自粛は善」の
テレビの論調も変わるはずだ。

最初からずっと言ってきたが、自粛の必要はない!
医療に何億注ぎ込んでもいいから、死亡者を減らす
ことだけに集中すれば、経済は普通に回せる、日本の
場合は!
スウェーデンが集団免疫策をやっているが、日本なら
もっと死亡者数を減らして、あれがやれるはずだった。

日本の致死率は2・8%、韓国は2・3%。
あれだけPCR検査を徹底させ、ITで個人情報を管理
した韓国と、日本の致死率には大差がない。
それどころか、人口に対する死亡者数の比率を見れば、
日本が勝っているのだ。
PCR検査なんか関係ない。

政府はいいかげんに専門家という専門バカの言うなりに
なるのをやめなさい!
これもわしが最初に指摘したことだ。
「総合知」を発揮しなければ、そもそも政治家の存在意義
などない!