小林よしのり

今日の羽鳥モーニングショーの異常ぶり

小林よしのり

日々の出来事
2020年 4月 24日

羽鳥モーニングショーのヒステリーもそろそろ
行き詰まり感がある。

看護師がPCR検査で陽性が出たら、軽症・無症状
でも、絶対、患者を救ってはいけないとしたら、
医療崩壊は必至である。
目の前にいる患者を見捨てて、戦線離脱していいなら、
医療崩壊は避けられない。
「われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々
の幸のために身を捧げん。」

だから軽症者を入院させるな、医療従事者の給料を
200万以上にしろと言ってるのだ。

自宅で急死した人が出たからと言って、自宅療養を否定
するのは異常である。
病院か隔離部屋で管理すべきというのは、大人に対して
やるべきことではない。

スーパーの並び方を事細かく指示する神経も異常である。
子供に指示するスパルタ教師みたいで気色悪い。

経済のために短期間一気に自粛しろと玉川徹は言うが、
もうすでに経済や文化に度外れた打撃をあたえているし、
「抑圧政策」をやるなら、1年中、自粛するしかない。
短期間を「抑圧」してもコロナは根絶できない。

玉川があきれたのは、コロナは交通事故より致死率が
高いと言ったことだ。
交通事故は毎年3000人が死んでいる。
コロナの死亡者は現在、287名である。

政府が「抗体検査」を急いでいるらしいが、それは
出口戦略を探っているからだろう。
外国では15%が抗体持っていたらしいが、集団免疫
を作る60%にはまだまだにせよ、日本でもそのくらい
なら、致死率がえらく低くなる。
それを根拠に段階的解除に舵をきるか?
羽鳥モーニングショーのヒステリーも出口戦略を
考えないとなぁ。