小林よしのり

致死率20倍?日本の致死率は?

小林よしのり

日々の出来事
2020年 4月 14日

羽鳥モーニングショーを見てたら、「コロナの
致死率はインフルの20倍」と中国の研究者が
言ってるらしい。
またまた国民を震え上がらせるネタを見つけて、
番組としては喜ばしいことですな。

だとしたら、わしの脳裏に一瞬にして浮かぶのは、
「何で日本だけ、致死率が異様なまでに低いのか?」
ということだ。
日本の場合、感染者が増えれば増えるほど、死亡者
の少なさが目立っていって、致死率が低下する一方
になる。

そこをこの番組は絶対に隠蔽せざるを得ない。
羽鳥モーニングショーは、安心材料を報道したら、
視聴率が取れないからだ。
恐怖だけが番組の生命線で、番組のスタッフは
恐怖材料だけを血まなこになって探している。

そもそもコロナはグローバリズムを崩壊させた
ウィルスである。
「致死率20倍」が果たしてグローバル標準と
なるのか?という問いを立てなければならない。
ましてやアメリカ標準の思考は馬鹿の極致である。

日本が凄いとは絶対認めたくない連中が、左派
だけじゃなく、右派にも出てきたのがコロナ騒動
の面白いところだ。
わしはナショナリストゆえに、今こそ日本の誇り
を信じなければならない。
5月から「SPA!」で描き始める『ゴー宣』の
コロナ論では、日本だけが凄いという合理的な
理論を説明することになるだろう。