小林よしのり

バンザイ突撃より、政府の持久戦を支持する

小林よしのり

日々の出来事
2020年 4月 8日

わしは午後までに終わらせようと必死でペン入れしてる
のだが、いくつか書いておきたいことがある。

まず笹さんの今日のブログが凄い。
玉川が政府のコロナ対策を批判するため、知ったかぶり
で「日本軍の兵力の逐次投入」の失敗と同じと言ったが、
全然比較にならないと笹さんが喝破した。

「兵力の逐次投入」は「攻撃」の話で、コロナの話は
「防御」対策ではないかと。
ガダルカナル戦より後の日本軍の守備作戦は水際殲滅、
これが敗れたから、バンザイ突撃だったと。
玉川徹がまさにバンザイ突撃で、経済や社会や文化や
国家予算を完全無視して、あとのことは考えずに突撃しろ
と絶叫している。
しかもコロナという「幻影」に怯えて。

政府はむしろ「持久戦」である。
もしこの馬鹿馬鹿しい自粛を、今後も3か月おきにやる
なら、そのたび完全補償をしていたら、いくらカネが
あっても足りない。
わしは安倍政権をあまり褒めなかったが、玉川徹という
ヒステリー・サラリーマンに比べれば、自制が効いて
いる政府の方がはるかに良い。

もちろんわしは「自粛なんかクソくらえ!」という
主張なんだが。