泉美木蘭

通常の肺炎死者まで遺族に会わせない差別

泉美木蘭

2020年 4月 7日

志村けん死去で、最後のお別れも一切許されずに火葬されている
ことに驚きましたが、なんと通常の肺炎で亡くなった人まで、
「コロナかもしれないから」
という理由で、お別れなしに火葬されているらしい。

感染症に関する法律に
「汚染された疑いがある死体は、24時間以内に火葬し又は埋葬する
ことができる」
という文言があり、それが根拠になっているとか。

はっきり言って、肺炎患者に対する差別としか感じられないのですが?

さらに玉川徹氏がこの話に乗っかって、
日本の肺炎死者数が年間10万人にのぼることを取り上げ、
全員のPCR検査をしていないのだから、もっと多数のコロナ肺炎死者が
いるはずだろうと、またもや根拠なきまま人々の恐怖を煽っている。

肺炎患者差別の扇動ではないでしょうか?

本日配信される予定のライジングで詳述しているので、
ぜひ読んでいただければと思いますが
肺炎は、もともと日本人の死因トップ5位以内に長年ランクイン
しつづけている疾病です。
平成30年は、肺炎で94000人超、誤嚥性肺炎で38000人超が死亡
しているのです。
コロナ以前からずっと、大勢の肺炎患者はいるのです!

ライジングでは、日本の肺炎患者の原因菌や、患者の年齢層、
どのような発症の過程があったのか、厚生労働省の死者統計や
医学論文で
公表されているデータを引いて、詳述しました。

「肺炎死者年間10万人」

「検査してないからコロナかもしれない」

「肺炎死者は恐ろしい、すぐ火葬しなければ」

こんな差別デマを恐怖と不安で許容していてはいけません!