小林よしのり

4月末にコロナの死亡者が300人に達するだろうか?

小林よしのり

日々の出来事
2020年 3月 31日

昨日、りか坊と打ち合わせし、次の『よしりん辻説法』
のテーマを考えていたのだが、発売が4月28日なので、
ゴールデンウィーク前にコロナの状況がどうなって
いるかを予測しなければならなくなった。

日本のインフルエンザの一か月の感染者数は90万人
くらいだから、コロナも4月末には360万人くらいに
なっていなければおかしい。

だがコロナ感染者は1月21日から3か月経過したが、
まだ1953人だ。死亡者が56人。
感染者も死亡者も倍々に増えると思っていたが、どう
やらこの分じゃ4月末まで待っても、感染者はせいぜい
5000人くらいだろうか?
死者は300人くらいと見ておくべきか?

インフルエンザは日本で一か月800人の死者が出て
いる。
だがコロナの死者はまだ56人。圧倒的に少ない。
実は2016年における肺炎の死亡者数は10万人以上
(119300人)に達している。
今年は例年の肺炎死者に、コロナ肺炎の死者を足して、
20万人くらいになるのだろうか?
だが現在、コロナの死者は56人だ。

わしの勝手な予想では、4月末には、感染者は5000人、
死者は300人、これで描いていいだろうか?
わしは一か月後発売の『よしりん辻説法』をどんな
調子で描くべきなのか悩んでいる。