小林よしのり

緊急事態宣言を容認した野党の愚挙

小林よしのり

日々の出来事
2020年 3月 14日

誰か一人くらい自分の周囲にコロナに感染した者がいるか?
わしの周囲には一人もいない。

コロナが流行ってるというのは、テレビ・新聞・ネットと
いうマスコミの中の世界で、自分の実感としてはないのだ!

だが、とうとう「緊急事態宣言」が出されるかもしれない
事態にまでなってしまった。
立憲民主党を始めとする野党が「安倍首相、あなたにお任せ
します。どうぞ独裁して、国民の自由を制限してください。」
と特措法に賛成したからだ。

「安倍首相、あなたが国民の外出を自粛させ、イベント・集会
を禁止し、報道を制限してください。」と野党が安倍首相に
全幅の信頼を寄せ、お願いしたからだ。

「国会の事前承認も、事後承認も要りません。緊急事態を
いつ始めて、いつまで続けるか、それは安倍首相個人の判断
で構いません。安倍首相、お望みのままに。」と立憲民主党
が言ったから、安倍首相はいつでも強権を発動する権利を
得た。

しかし、ここまで実感のない緊急事態ってのは異常だ。
保守はあくまでもマスコミに洗脳された「大衆」に翻弄され
てはならない。
「マス」は「ひと塊の大衆のこと」だ。
「大衆」は、生活実感に支えられた「庶民」ではない。
保守は「庶民」の味方であり、「塊としての大衆」を警戒
する立場だ。

マスコミに危機を煽られて、権力者に緊急事態宣言の発動を
許し、経済をマヒさせ、倒産、失業、自殺に繋がる「庶民」
の苦難を救うのが保守の役割りである。

わしは「権力の暴走」と「マス・ヒステリー」に対して
警告を発し続ける!