小林よしのり

『ウクライナ戦争論』はすでに4巻は最低でも描かねばならない。

小林よしのり

日々の出来事
2022年 11月 6日

現在、「ウクライナ戦争論②」の最終章コンテを
やっているが、ページが多いので数日間かかる。

12月までにペン入れを終わらせることはチーフも
確約してくれたし、昨日、担当氏と話し合って、
2月末の発売を約束してくれた。

第1巻は、日本とロシアの歴史からひも解いて、
ロシアの戦争犯罪のデタラメさを描写した。
これは重要なことであって、もしプーチンの戦争
でなくても、もともとロシアは国際法を守らない
ということを日本人に知らせておかねばならない。

それからもう「絶対平和主義」の妄想を完全に
終わらせることを目的に、第1巻を描いた。
平和主義の方々は、観念だけの「絶対平和主義」を
捨てて、せめて「国際法」を守ることを基準にして
ほしい。
それしか世界を平和にする手段はない!

第2巻目では、統一協会の話もふんだんに盛り込み、
そもそも「洗脳」や「プロパガンダ」「フェイク」を
重要なテーマにしている。

第3巻では、国際法の総括として、さらに一般に
通用している国際法の解釈を変えるつもりである。

『ウクライナ戦争論』の構想は、明確にわしの頭の
中に壮大な思想を持っているので、全巻、読んで、
ついてきてほしい。