小林よしのり

大企業は穢れた共同体への差別を堂々と行なう卑怯者である。

小林よしのり

政治・経済 日々の出来事 芸能・文化
2023年 9月 15日

経済同友会の新浪剛史代表幹事は、
「ジャニーズ事務所と取引をすることは、未成年者への
虐待や人権侵害を認める事になる」
と言っている。短絡的で危険な人物だ。

まさに「えんがちょ」思想!

部落差別にも繋がる「穢れた共同体とは縁を切れ」という
人権無視の差別イデオロギーを堂々とテレビで公言して
いるのだから呆れる。

「犯罪者を出した家族とは縁を切れ」という差別イデオロギーも
同タイプだ。

ジャニー喜多川は死亡している。
彼の性加害は過去の出来事だ。

今のジャニーズタレントは、万が一、被害者であっても、
犯罪者では断じてない!

なのに、今のジャニーズタレントをCMに起用したら、
「人権侵害を認めることになる」と言いながら、
ジャニーズタレントの人権を侵害している!

大企業のジャニーズCM離れというのも、国外では人権真理教の
顔色を見た忖度だろうが、国内ではジャニーズタレントへの
偏見を植え付け、仕事まで奪う人権無視の差別行為になるのだ!

愛国者なら、国内の若者を優先するべきであって、海外の
抽象的なイデオロギーを優先するべきではない。

結局、偽善者は「えんがちょ」イデオロギーに嵌るのであって、
時代も法も超越して、穢れ思想の普及に務めるのである。