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2017.09.26(火)

大東亜論総選挙コメント・伴野十蔵編

 

(byよしりん企画・トッキー)

大東亜論総選挙・各キャラへのコメント、今回は
密偵・伴野十蔵編!


◎前頭(第七位) 8票 伴野十蔵

■僕は伴野十蔵に投票させていただきまゆゆ~♪
頭山との「逆ロシアンルーレット」に敗れた最期には、泣きそうになりました。
できれば頭山に感化され、同志として共闘して欲しかったくらいです。
あと頭山満にかけて「尻山欠(しりやま■かける)」と改名してみせる、人を食ったような所も魅力でした。
山欠という名前を見たとき、笑いが止まりませんでした。
宜しくお願いします。
(monmonさん)

■「この国の民は自由民権などこの先も永遠に望まぬ!」
「お上による秩序だけを望むのだ!」。
この伴野の言葉は100年後の現在も我々を縛っているように思われてならない。/
伴野の言葉「この国の民は自由民権など、この先も永遠に求めぬ」は100年後の現在も生きています。
徳川家から薩長藩閥、そしてアメリカ様と「お上」は変遷してきましたが、独立派を秩序を乱すものとしか見ない姿勢は変わりません。
また秩序を守る側として登場した伴野ですが、彼の存在と行動の熱量は武士のそれだと感じました。
(na85さん)

■ただの卑怯者なのか。彼が望んだ秩序の維持。
つまり、ただ、平和を願った。
それを勝ち取る為には、死を、戦うを恐れない。
頭山らに現実を突きつけるのは、彼らの理想に対しての覚悟を問うていると感じた。
政府の犬となったのも、1日も早い平和の実現が最も現実的だからではないのか。
だが、それは、望む真の平和だったのか。
苦悩の果ての涙を、伴野に感じてしまった。
真にリアリストであり、武士として、憂国の士として散っていった。
名もなき捨石となる宿命を受け入れ、御國の礎となった彼にも自分は胸が熱くなった次第。
大東亜論、感化されずにはいられない。
なんちゃって、失礼致しました。
(ギーマンボーさん)

■最期が潔かった(頭山を撃てばいいのに自分を撃った)、先を見通せていた。
(貝人田螺さん)

■考えは違っていても、懸命だから。
(なぞなぞの中国人さん)

■風貌がMrスポックと言う漫画ならではのお遊びが活きて、忘れがたい敵役。
逆ロシアンルーレットと言う奇想天外(狂気)かつ真剣な勝負の果てに堂々たる、そして壮絶な最期。
今際の際に残した言葉は今もって我々日本人全てに突き付けられていて、いかにそれに抗って行けるかは、読者に託されているのだと思います。
(OZI_elliottさん)

■悟っている。(takashinhannahさん)

[主催者daiさんのコメント]
伴野の最期は衝撃的でした…。
そして、スパイとして多くの裏切りを見てきた、ニヒリストらしくもあります。


伴野十蔵は創作の人物ですが、あの最期の言葉に象徴されるように、実在モデルの登場人物たちに全く劣らぬインパクトを残してくれました。

なお、伴野は大隈重信の直属という設定になっていましたが、実際に早稲田大の大隈重信文書の中には密偵たちの報告書などが含まれていて、貴重な史料となっています。

大隈の回想によれば
「使った中では土佐人なんかは、却々(なかなか)其術に長じて居た方である。
之れに次いで旧幕臣とか、静岡や東北辺の不平か、嘗ては勤王を唱えて天下の志士と称して横行して居る神主等、これ等の連中を使ふて見たが、余り其実績は挙がらな」かったそうで、実際どういう人が密偵として使われていたかがうかがえます。

自らの信念をもってあえて政府の「犬」となった謎の男との対決シーンの数々は見もの!!