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引きこもり
笹幸恵
笹幸恵 私の家の近所では、ハナミズキや色とりどりのツツジが咲いています。花たちも春を謳歌している・・・!スーパーに買い物に出かける途中、足を止めては春の息吹を吸い込む。 けど私は今、引きこもり中です。執筆のため、沖縄戦について研究中。これまで沖縄といえば「ひめゆり」や「鉄血勤皇隊」など民間人のイメージばかりが先行していましたが、戦史をひもといてみれば、陸海軍の軍人も...
道場の締切、今日です!
笹幸恵
笹幸恵 「ナショナリズムは悪なのか」を 一週間かけて読んだ。 普段使っていない脳みそを使って、 疲れ切ってしまった。 ハードに運動して、筋肉痛になって、 あれ、こんなところに筋肉があったのかと 初めて気づくみたいな。 いや、何かちょっと違う気もする。   いずれにしても、読書しながら反芻し、 思考の奥底で噛み砕き、一定の理解を経て さらに読み進む。 これは...
目から汗
笹幸恵
笹幸恵 ときどき、半身浴をする。 風呂場で読むのは決まって週刊誌だ。   「週刊文春」4月3日号で 友納尚子さんの連載が終わった。 「ザ・プリンセス雅子妃物語」である。   私はこの連載が結構好きだった。 バッシングされていても、 本当のところはこうなんですよ、 じつはこんな葛藤が雅子妃には あったんですよ、と 徹底して書かれていたからだ。 &n...
知的興奮の渦中です
笹幸恵
笹幸恵 「奥さまは愛国」を読了した。 語彙力の貧困さを承知で言うけれど、 「おもしろかった!」   何と言うか、自分とは全く異なる手法で 現代の女性の「愛国志向」に アプローチしていく様子は、 目からウロコの連続だった。 後半になればなるほど、 自分の心の中のざわつきを自覚しながら 読むことになった。   北原みのりさんや朴順梨さんから見れば、 ...
薩摩の沈寿官窯
笹幸恵
笹幸恵 「嫌韓」と聞くと、私はいつも心がざわつく。 そして、ある人物を思い出す。 司馬遼太郎「故郷忘じがたく候」の主人公、 十四代沈寿官氏のことだ。   詳細は本書に譲るが、16世紀末、朝鮮の役で 薩摩に連れてこられた人々が陶器を焼いて生業とし、 薩摩藩がそれを保護したことで継承され、 彼らの作品は「薩摩焼」として知られるようになった。 中でも沈寿官窯は由...
専業主婦って特権階級
笹幸恵
笹幸恵 大学生のとき、同級生が こんなことを言っていた。 「卒業したらすぐに結婚して 専業主婦になりたーい」 私は目の玉が飛び出るほど 驚愕した。 専業主婦!?   今から20年前。 まだ男女雇用機会均等法が 施行されて10年足らず。 バリバリ働くキャリアウーマンが 注目を浴びていた。 私はそんなパイオニアに 追いつけ追い越せとばかり 働いて一人前になるこ...
揺さぶられポイント
笹幸恵
笹幸恵 最近、心が揺さぶられることが多いです。   先日の道場は言うにおよばず。 あのときの興奮は、今思い出しても 鼻息荒くなります。 丁々発止の議論。 追いつこうとするだけで精一杯、 まるでジェットコースターのように 思考がグルグル回転していきます。 けれど実際には、 「アッ」「おや?」「んん?」「そうそう!」 という、ほとんど感嘆詞に終始する有様。 そ...
女々しい!
笹幸恵
笹幸恵 小林先生にいわれて、 ふと自分の死生観について 思いめぐらせてみました。 「千の風になって」という歌は、 私も共感できます。 ソロモンにいるときでも、 晴れ渡った空や風雨、 ジャングルのざわめきに いつも耳を傾けます。 私自身もまた、もし自分が死んだら、 風になって親しい人々を 見守りたいとも思います。   でもそれは、天寿を全うしたらの話。 もし...
新年第一声
笹幸恵
笹幸恵 明けましておめでとうございます。 暮れの暴飲暴食がたたり、 こともあろうに元日にダウン。 ようやく復活しつつありますが、 これぞまさしく「寝正月」。。。トホホ   さて、年末に産経新聞の1面で 安倍首相が南太平洋の島国を訪問すること、 遺骨収容事業活動を強化することなどが 報じられました。   よりにもよって、この時期に!?  ...
賛成!
笹幸恵
笹幸恵 安倍首相の靖国神社参拝問題が 次回道場のテーマになるとのこと、 大賛成です! 私もずっと考えていました。 家の窓ふきをしながら。 黒豆を煮ながら。 果たして首相は参拝を 続けるべきかどうか。   前回のメールで、私は、 この先どれほど説明しても(靖国参拝を)他国に 理解してもらうことはできないだろうという 悲観的な思いがあるからか・・・云々 と書き...
アイドルの追っかけか
笹幸恵
笹幸恵 上空を旋回するテレビ局の ヘリコプターの数が 見る見るうちに増えてくる。   突如として入ってきた 安倍首相の靖国神社参拝の報せ。 私はたまたま遊就館の写真展の 撤収作業で靖国神社に向かっている ところだった。   参道では、リポーターが テレビカメラに向かって何かしゃべっている。 ヘリの轟音が物々しい空気を作りだす。 本殿の前では見物客...
三連休の過ごし方
笹幸恵
笹幸恵 世の中、今週末は三連休だそうで。 そのあとクリスマスだそうで。   どう過ごすかお悩みの方は、 ぜひ靖国神社の遊就館へどうぞ。   現在、私が常任理事を務めている 戦友会「全国ソロモン会」の 写真展が遊就館で開催中です。   会員の皆さんが慰霊巡拝のときに撮影した ソロモン諸島やブーゲンビル、ラバウルの人々の 写真がメインです。...
戦争の足音
笹幸恵
笹幸恵   「あなたの話を聞いていると、 戦争の足音が聞こえてくるようだ」   かつて、人生の大先輩に言われた言葉だ。 その人は戦没者を「無駄死にだよ」と言った。   そうではないと思います。 彼らの死が無駄かどうかは、 今を生きる私たちにかかっているのではないですか。   そして私は、戦没者を悼む気持ちを伝えた。 また彼らへ...
面の皮、厚いです
笹幸恵
笹幸恵 小林先生、「ジャパニズム」の件では ご心配をお掛けしてすみません。   せっかくですので、この場をお借りして はっきり申し上げておきたいと思います。   私は今もこれから先も、在特会に シンパシーを覚えることもなければ、 彼らを理解することもありません。 編集長と編集担当者には、最初にお会いしたとき これを明確に伝えています。 &nbsp...
その錦の御旗はホンモノか
笹幸恵
笹幸恵 あれは中学のときだったか 高校のときだったか。 授業で先生が教えてくれた。   日本は非常に特殊な国家形態で、 つねに天皇が上にいるの。 どんな権力者も、天皇から その権力を与えられるという形をとっていた。 不思議でしょ? では天皇は何を持っていたか。 「権威」です。 何が特殊かって、この権威と権力が 日本では明確に分けられてたってこと。 ほかの国...
男のロマンと女の美学
笹幸恵
笹幸恵 『風立ちぬ』の映画を見ながら、私は堀越二郎の 零戦開発経緯を記した本のことを 思い出していた。 タイトルも忘れてしまったけれど、 とにかく海軍が突き付けてくる 無理難題に対して、彼は何とか要望に 応えようと物凄い努力を重ねるのである。 零戦の特長は、高い旋回性能と 航続距離の長さにある。 この二つは、基本的には相いれない。 瞬発力を求めればスタミナは続かない...
初心忘れました
笹幸恵
笹幸恵 すっかり消息不明の私ですが、 生きております。 ガダルカナル島から帰国して二週間、 日本での生活に順応すべく 脳みそのリハビリをしておりました。   風呂やトイレの水の“出”が良すぎてビビり、 近所のスーパーに並ぶ食材が洗練されていてビビり、 溜まった郵便物の山を見て途方に暮れ、 メールを見ながら少しずつ人間関係を 思い出していく毎日でした。。。 ...
HPに投稿された方へ
笹幸恵
笹幸恵 先日、このゴー宣ブログに記事「自分に合った服」をアップしたところ、 私が主宰する勉強会のHPを調べたのか、 わざわざ問い合わせフォームを使って意見を述べて くださった方がいました。   いわく、自分はそれほど勉強したわけではないが、 皇統は男系で続くのがいいと思っている。   →ぜひ一緒に勉強しましょう!   いわく「自分に合っ...
自分に合った服
笹幸恵
笹幸恵 徴兵された人々が 軍服一式を支給されるとき、 決まってこう言われたそうだ。 「何? 大きさが合わない? バカヤロー、服のサイズに身体を合わせろ!」   そんな無茶な。   でもそれがまかり通っていた。   あらゆる理不尽に耐えることが 軍隊の美徳であるかのように。     米軍は、島嶼戦での上陸作戦のたびに ...
投票、できません
笹幸恵
笹幸恵 前代未聞の事態に陥りました! 21日の参院選、私は投票に行きません。 いえ、行けないのです。 行っても、投票できないのです。   はあ?   と、思うでしょ。 日本国籍を喪失したわけじゃありません。 死亡したわけでもありません。 犯罪者になって選挙権を失ったわけでもありません。   じゃーなんだ?   「引っ越し」です...