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しれない症候群
しれない症候群
笹幸恵
笹幸恵 「イスラム国」が日本人二人を人質にとり、 身代金2億ドルを要求している。 二人を左右に置いて黒ずくめの男が演説する 動画を最初に見たとき、なぜだか 背筋がすうっと冷たくなった。 ちょうど戦後70年という意識が 自分の中にあったからかもしれないけれど、 戦争の「カタチ」が、明確に変わったような気がしたのだ。   第二次世界大戦、いや東西冷戦までは、 ...
自己の客観化
自己の客観化
笹幸恵
笹幸恵 「戦後」を考えるとき、私はいつも 一つの指標にしている言葉がある。 芥川賞作家である野呂邦暢氏が著した 戦争文学試論『失われた兵士たち』の一節だ。   「反省とは戦後、連合国が日本に要求したような 侵略者としての日本を自認することではなくて、 戦争のなかにおける自己の客観化である」   『失われた兵士たち』を読んだのは もう十年くらい前に...
リアル無自覚の万引き
リアル無自覚の万引き
笹幸恵
笹幸恵  先日、このブログで「無自覚の万引き」に ついて紹介しました。 書店のレジ脇に置いてあった冊子を フリーペーパーだと思って持ち帰ったら、 最後のページに100円と書いてあった。 さて、あなたならどうしますか? 書店に返しに行きますか? そして読んでしまったのですから 100円払いますか? という内容です。   数日前、私はまさにこの「無自...
『日本と原発』
『日本と原発』
笹幸恵
笹幸恵   今日、高森先生が教えてくださった ドキュメンタリー映画『日本と原発』を 見てきました。 六本木で追加上映されていました。 脱原発裁判を闘う弁護士が 自主製作した映画です。   二時間ちょっとが、あっという間でした。 緊迫感のある原発事故のシーン。 原発推進派の言い分を次々と論破していく 弁護士の河合弘之監督。 ホワイトボードに手書きの...
女って、、、
女って、、、
笹幸恵
笹幸恵 編集者時代の仲間が 海外から一時帰国。 ひとしきり騒いで、 忘年会帰りのサラリーマンが ひしめく地下鉄の終電に飛び乗った。 しばらくして、私の後ろに 空間ができた。 も、もしや、、、。 数ヶ月前に出会った ゲロ吐き男の存在が蘇る。 恐る恐る後ろを見ると、 いた。 今度はゲロ吐き女。 誰かに飲まされたのだろうか。 加減を知らなかったのだろうか。 イヤなことでも...
盗人体験記(再)
盗人体験記(再)
笹幸恵
笹幸恵 「笹さんはわしが守る!」小林先生のそのお言葉を読んで、思わず私はむせび泣きました。この崇高なる自己犠牲の精神をわかってくださるのは、きっと小林先生だけでしょう。以前、先生のことを「道徳を習っていないに違いない」などと言ってごめんなさい! もし私が窃盗罪で捕まったら、先生は必ずや札束をポーンと出し、「これで罰金を払え!」と言ってくださるに違いありません。ついで...
無自覚の万引き(再)
無自覚の万引き(再)
笹幸恵
笹幸恵 小林先生から、道徳についてアップした先日のブログを2本、再掲せよとのことでしたので、まず1本目を載せます****************** 「花子さんとハサミ」の件以降、 私は自分の記憶力と理解力に絶望しました。 そこで先日、大学の講義の時間を割いて、 女子大生たちに「道徳」リサーチを開始しました。 彼女たちなら、小中学校の記憶もまだ 残っているに違いない...
盗人体験記
盗人体験記
笹幸恵
笹幸恵 先日、「おてんとうさまは見ている」と このブログで書きながら、 ふと思い出したことがありました。 すっかり記憶の彼方だった、人生の一コマ。   ・・・まったく恥ずかしいことですが、 今だから白状します。 私はかつて「盗人」でした。   何を盗んでいたかというと・・・ チョークです。 黒板に書く、あのチョーク。 小学生のとき、私は学校の チ...
無自覚の万引き
無自覚の万引き
笹幸恵
笹幸恵 「花子さんとハサミ」の件以降、 私は自分の記憶力と理解力に絶望しました。 そこで先日、大学の講義の時間を割いて、 女子大生たちに「道徳」リサーチを開始しました。 彼女たちなら、小中学校の記憶もまだ 残っているに違いないと思ったからです。 高森先生と違って、私はしらふで熱心に メモを取ったですヨ。ふふふ   彼女たちの断片的な記憶をまとめてみると、 ...
驚愕!!!
驚愕!!!
笹幸恵
笹幸恵 門弟の方の体験記を 拝読して驚愕! 花子ちゃんとハサミの 物語は、おそらく同じ 教材を使っていると おもいます。 あまりに酷似してるもの! そして門弟さんのほうが はるかに正しい記憶力。 そっかー。 あれは紙切りではなく、 もともと布切りハサミでしたかー。 そしてハサミの使い方を 学んだのではなく、 いけないことに手を出したら 1回じゃ終わらないのよ、 ドツ...
道徳の授業
道徳の授業
笹幸恵
笹幸恵 私が小学生のとき、「道徳」の授業がありました。 何をやったか、ほとんど忘れてしまっているけど、 一つだけ覚えている授業があります。 それはハサミの使い方。   花子ちゃんが、ハサミを買ってもらいました。 嬉しかったので、手当たりしだい切ってみました。 紙、段ボール、ビニール、布、etc. するとそのうち、ハサミが切れなくなってきました。 それは紙を...
トルコに行っていました
トルコに行っていました
笹幸恵
笹幸恵 トルコに行っておりました。 南方の密林に入らない旅など、 いったい何年ぶりでしょうか。   一週間の旅程で、見どころ満載のトルコを できるだけ網羅するという欲張り旅行。   イスタンブールでは、トプカプ宮殿や ブルーモスク、アヤソフィア博物館、 軍事博物館、海軍博物館を見学。  (ブルーモスク) 首都アンカラでは、夫が駐在武官を...
右傾化してない?
右傾化してない?
笹幸恵
笹幸恵 先日のゴー宣道場。 話が縦横無尽に展開していく様がいつも以上で、 とてもスリリングな回となりました。   私が気になったのは、古市憲寿さんが 最後のほうで「日本は右傾化しているとは思わない」と おっしゃったこと。 私自身は、戦後日本は急速に左傾化していき、 今またその揺り戻しのような格好で 右傾化していっているのではないかと 思っています。 もっと...
ヒーヒーフー
ヒーヒーフー
笹幸恵
笹幸恵 「あー、こりゃ大変だよ」 「もー、どうしようもないよ」 師範方の打ち合わせの場に そう言いながら入ってきた小林先生。 何がどうしようもないのかと言えば、 ここ最近の雑誌媒体の売行きだ。 どこもかしこも、朝日新聞か韓国を叩く 特集をしなければ売れないのだとか。   だけど、あちこちで特集していて、 タイトル見ても似たり寄ったり。 「またか」とうんざり...
声が・・・
声が・・・
笹幸恵
笹幸恵 小学校から体育会系で育ち、社会人になってからもあらゆることを「気合いと根性」で乗り越え(た気分になり)、何より人一倍の健康優良児・・・という私でしたが、幼少時に培った気力・体力・免疫力のお釣りは、四十路目前で使い果たしてしまったようです。 風邪をひいた延長で、ただいま声が枯れています。今は熱もなく、ダルさもなく、鼻水も出ません。でも、声も出ないのです・・・ ...
「私臭」
「私臭」
笹幸恵
笹幸恵 一つ訂正を。 小林先生のブログでは、私が、子供を生んではいないけど 育てていると書かれていました。 が、夫の子供たちはもうそれなりに成長しており、 たまにご飯を食べさせる程度なので、 育てているというのは正確ではありません。 こんな程度で育てているなどと言ってしまっては 世のお母様方に叱られてしまいます。 というわけで、細かいことではありますが、 私は、生ん...
「幼児化」と「子供っぽい」の差
「幼児化」と「子供っぽい」の差
笹幸恵
笹幸恵 ソロモン諸島から帰ってきました! 安穏と惰性の「ぬるま湯」から抜け出すつもりで 旅立ちましたが、いきなり熱中症でダウンです。 ソロモンは暑い・・・。   ココナッツジュースと魚のフライで復活! 途中、海上自衛隊の練習艦隊に合流のため、 シドニーに向かいました。 しとしとと小雨が降り、ブルブルと震える羽目に。 いきなりダウンジャケットが必要になりまし...
一度だけ♪
一度だけ♪
笹幸恵
笹幸恵 ライジング掲載の「もくれんのザ・神様!」、 いつも天才的な筆運びだと思いながら拝読していますが、 今回の「すっぽん事件」は爆笑でした。 そして私も思い出してしまったのです。 渋谷のスクランブル交差点で、 「一度だけ」と迫られたことを・・・。   名付けて「バリ島事件」。   8年ほど前、知人から紹介されたAさん。 私が戦跡めぐりに訪れた島...
昨日の追記
昨日の追記
笹幸恵
笹幸恵 昨日の戦没者追悼式でのこと。 式典が終わって出口で ウロウロしていると、 人ごみの中から私に向かって 突進してくるオジサンがいました。 知っている人かな? ううん、見覚えがありません。 でも明らかに私を見据えて 突進してきます。 私を誰かと勘違いしているのかな??? 構わずオジサンは突進してきます。 そしてポカンとしている私の 耳元に顔を寄せ、こうささやきま...
全国戦没者追悼式
全国戦没者追悼式
笹幸恵
笹幸恵 全国戦没者追悼式に参列しました。 天皇皇后両陛下が御臨席になると、 その佇まいを遠くから拝見するだけで、 何だか有り難さで胸がしめつけられるような 感覚になります。 本当に温もりを感じるって、こういうことを いうのかもしれません。   正午に黙祷。   69年前のこの瞬間、 玉音放送が流れました。 あのとき、市井の人々は何を感じたのでしょ...