時浦兼(トッキー)

高市圧勝がもたらす日本の危機!小林よしのりライジングVol.565配信!

時浦兼(トッキー)

2026年2月10日 20:27

高市自民党の圧勝に
浮かれる者こそが「お花畑」だ!

小林よしのりライジングVol.565
配信です!

今週号のタイトルは
「偽善がダメで、理想が語れない社会」

なぜ高市自民党がここまでの歴史的圧勝を遂げ、中道が大惨敗を喫してしまったのか?
誰にも言えない、誰も気付いてもいない、原因を分析する!

結局は、初の女性首相だからとか、勇ましそうな物言いをしているからとかいう「イメージ」だけの問題であって、高市は女は女でも「男尊女卑の女」であるということも理解されていないし、高市が言ってる言葉の内容についても、誰も踏み込んで考えようとしていない。

もはや「フェミニズム」とか「男女平等」とかいうことについても深く考えようとする者もいなくなって、むしろ「男が一番!」と言い出した方がウケるという有様になっている。

そんな世の中では、理想が語れない。理想を言ったら「偽善」と思われてそっぽを向かれてしまう。中道の惨敗も、その要因が非常に大きい。
だが、本当に理想が語れない日本でいいのだろうか?

泉美木蘭のトンデモ見聞録
「世界が軋む時代と首相の仕事」

そんな「イメージ」だけで圧勝した高市に、今後の日本の舵取りを任せていて、本当にいいのだろうか?
これはとても「大船に乗ったつもり」にはなれない。むしろ、いつ漂流を始めて難破船になってしまうかもわからない、危うい状態になったとしか言えない。

高市は首相就任からの短期間の間に「台湾有事」発言やら「円安ホクホク」発言やら、言わなくてもいいこと、むしろ言ってはいけないことを言って火種をばら撒いてきた。
首相の発言は時に重大な事態を呼び起こすものだというのに、高市にその自覚が全く無いというのはあまりにも危険である。

しかも、今の日本が置かれているのは「戦争が始まらない保証のない世界」である。
高市が安心して放言できるのも「日米同盟」に安心して依存してしまっているからだが、そんな平和ボケ感覚も、もう通用しない時代に入っているのだ!


【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…とうとう、美辞麗句が一切合切通用しない世の中になってしまった。むしろ露悪趣味の方が勝つぐらいのご時世になってしまった。
 これは重大問題である。美辞麗句が通用しないということは、理想が語れないということだからである。理想を語ったら、「偽善」と思われてしまうのである。
 それは中道の負けっぷりにも如実に表れている。中道の候補者が言うことは、全部偽善だと思われるという状態になってしまったのだ。
 もはや「男女平等」と言ったら、偽善の最たるものにしか思われず、むしろ「男が一番」と言った方がウケるくらいになっている。なぜ日本はこんなにもバランスが取れない国になってしまったのか?

※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…高市早苗は、これまで不用意な発言を繰り返し、火種をばらまいてきた。
 選挙では、減税ポピュリズムを安易に煽って、長期国債の価格が下落。街頭演説では、円安で輸出企業や外為(米国債)は「ホクホク」だと強調したために円売りが起きた。対中外交を不必要に緊張させた、軽率な「台湾有事」発言と同じパターンである。
 首相の言葉選びは、外交そのものでもあるはずだ。しかも、今の日本は「戦争が始まらない保証のない世界」に立たされている。その現状を整理しておこう。

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…埼玉のクルド人排除騒動のように、日本のルールを守らない外国人もいる事によって住民の不安がある事をどう考える?
 安倍元総理を暗殺した山上被告の無期懲役の判決は妥当?
 先生がリアルタイムで肌身で感じた「バブル時代」はどんな感じだった?
 何故ゴシップ週刊誌は、根も葉もない皇室のスキャンダルを記事にし続けるの?
 今期のドラマでは何を見ている?
 飲食店で見かける給仕ロボットをどう思う?
 人手不足の代替案として、年々増え続けている引きこもり・ニートを社会に引きずり出す、ということを言う政治家がいるけど、この案は現実的?
 今の日本は低賃金などで移民先に選ばれない国になっているから、移民受け入れは人口減少対策としては焼け石に水では?
 高市に勝てそうなキャラした女性政治家っている?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

目次

  1. ゴーマニズム宣言・第594回「偽善がダメで、理想が語れない社会」
  2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第389回「世界が軋む時代と首相の仕事」
  3. Q&Aコーナー
  4. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
  5. 編集後記