小林よしのり

現在、製作中の「神功皇后論」のコンテを

小林よしのり

日々の出来事
2025年 12月 27日

もっと先まで描いてくれと、なんトポカQからせっつかれて、今、描いている。
ポカQに大人の責任感が生まれて、来年の仕事始めから画稿締め切りまでが
4日しかない。間に合うはずがないと説教された。
自分が明日、仕事場に出てくるから、もっとコンテを送っておいてくれと言う。

つらいなあ。今日は午後4時半から忘年会で、ワインを飲みながらスペイン料理を
食べていたが、7時には終えて、帰宅したばかりだ。
もう仕事したくないと思っていたが、ポカQに責任感で言われちゃ、もう
逃げられない。酔いを醒まして、描き続けるしかない。

今日の話の中で、今年は最悪の年だったという話になった。
わしの50周年パーティまでは良かった。
あの後からがダメだった、夏あたりに運が急落して、わしが脳溢血になって
運気が底辺に落下した。
今も左手が痺れたまま年を越そうとしてるからろくな一年じゃなかった。

しかも円安で、物価高で、高市早苗で、批判も許されず、景気が良くなる
気配など全く見えない。
楽しい、面白いと、興味を引く事象もほとんどない、酷い年になった、と
ボヤくばかりで、ろくでもない懐古を陽気に笑いながら話していた。
来年はここに転機があるという話もちゃんとやっておいた。