高森明勅

近況一端(2)

高森明勅

2011年 2月 20日

1月30日、新しい歴史教科書をつくる会の新春講演会。

私は総合司会を仰せつかった。

テーマは「尖閣事件と歴史公民教科書」。

日曜日の夜7時から9時という、最も人の集まりにくい時間帯の開催だったにも関わらず、約400名の参加を頂いた。

はるばる沖縄から尖閣諸島に上陸された仲間均石垣市議がお越し下さり、ご自身て上陸時に撮影された映像の上映後、熱弁を振るわれた。

一緒に上陸した箕底市議も飛び入り参加。

さらに『新しい歴史教科書』『新しい公民教科書』の代表執筆者の藤岡信勝、小山常実両氏などの弁士が次々と登壇し、尖閣事件と教科書問題の知られざる構造的関連について、分かりやすく語られた。

締めくくりに私は

子供たちにランドセルを贈る善意は素晴らしい。だが、ランドセルに入れる教科書がネジ曲がっていては、子供たちの未来は決して明るくならない。どうかご参加の皆さんは教科書問題の〈伊達直人〉になって頂きたい」

と訴えた。

当日、何と63人の方々が、会場で「つくる会」の年会費6000円を払って、新たに入会して下さった。

ありがたいことだ。