小林よしのり

選挙への関心が史上最低の国民

小林よしのり

日々の出来事
2014年 11月 27日


SAPIO」編集長と担当編集者に招かれ、一流ホテルのフレンチ

を食しながら、『大東亜論』と例の大作の打ち合わせをした。

編集長が面白いと言ってくれてるから面白いのだろう。

雑誌の売り上げを牽引するような作品を描くのが望みだから、

頑張ろうと思う。

世の中の状況は最悪だが、わしは自分の力を信じているので、

作品で日本社会の空気を変えてしまう野望に燃えている。

 

国民の衆院選への関心が驚くほどない。

雑誌は高倉健の特集をしたら売れるが、選挙の特集をしたら

売れないそうだ。

解散の意味がまったくないから、国民はかつてないシラケ状態で、

投票率が戦後最低になる可能性が高い。

勝手にやってろ、どうにでもなれという心境なのだろう。

投票率が下がるから、自公と共産党が勝つのは目に見えている。

 

国民は安倍政権に白紙委任するのだから、勝手にやればいい。

わしももうどうでもよくなってきたから、自分の作品の質を

上げることだけに希望を繋ごうと思う。

                                                                                                 

年末まで仕事を一切入れるなと秘書に言明した。

『大東亜論』と例の大作、この二本にだけ集中したい。