小林よしのり

フィクションとノンフィクションの両道

小林よしのり

日々の出来事
2014年 10月 31日


SAPIO11月号の『大東亜論』(11月4日発売)で急激に
ボルテージが上がったので、
その熱気を維持するべく、
12月号のコンテも練りに練った。

そして史実の物語化をするときの遠慮がようやく消滅、
自由に
描けるコツを掴んだように思う。

今後はこのテンションを維持したまま、クライマックスまで

走り抜けたい。

今からコンテに絵を入れるが、チェックアウトまでに、どこまで

入れられるかだ。

 

ひょっとすると『大東亜論』は、『東大一直線』や
おぼっちゃまくん
に続く、わしの創作漫画の代表作に
なるかもしれない。

政治思想評論漫画としては『ゴーマニズム宣言』で全く新しい

漫画の可能性を拓いたし、『戦争論』『天皇論』などの
シリーズも、
わしの代表作である。

 

ノンフィクションからフィクションへの移行を考えていたが、

両方面から名作を出し続けるということも可能なようだ。