高森明勅

エボラ出血熱を疑われる寸前だった長男

高森明勅

2014年 10月 28日

長男がミャンマーへ。

12月に同国で、
日本をアピールするやや大がかりなイベントがあり、
その手伝いをしているらしい。

数名のメンバーと一緒に下見に出かけたんだとか。

ところが帰国直前に、現地でスコールに打たれて風邪を引いた。

何でもない普通の風邪。

だが、帰りの飛行機(ANA)の中でどんどん熱が上がった。

このまま成田に着けば、エボラ出血熱感染を疑われて大騒ぎになる。

というので、空いた席に移されて横になり、
綺麗なキャビンアテンダントや仲間たちが懸命の看護。

薬の効果もあって、空港に着く前ギリギリで平熱に復したという。

「ANAの対応は見事だった」と長男。

そもそも何故、傘もささないで激しい雨に打たれたのか。

現地の人が平気そうだったので、
日本人はこれしきの雨で慌てふためくのか」
と思われたくなくて、
“日本の名誉”の為に痩せ我慢したという。

それでエボラ出血熱騒ぎを起こしたりしてたら洒落にもならない。

どうやらわが長男は、外見は全く似ていないとか言われながら、
父親の馬鹿な血だけはしっかり受け継いでいるらしい。