小林よしのり

アメリカはさっさと地上軍を出して苦しめ!

小林よしのり

2014年 9月 24日


イスラム国への空爆がシリアに拡大した。

産経新聞が経緯を報じているが、そもそもなんでこんな

事態になったのかと言えば、

フセイン政権を潰したからである。

それを全力で支持したのは読売・産経新聞である。

そのときアメリカのイラク侵略と日本の親米ポチ勢力を

批判したのは、小林よしのり様である。

読売・産経新聞の世論操作は日本のみならず、世界も

混乱させる危険を秘めている。

最低の新聞である。

空爆だけしたって何の意味もない。

アメリカは地上軍を出したくない。

明白にイラク戦争のときに逆戻りするからだ。

地上軍はシリア国内にアサド政権以外の「穏健派」の

対抗勢力を作ってから任せるなどと悠長なことを

考えている。

そんな「穏健派」の軍など、死を一切恐れない

イスラム国の前にはひとたまりもない。

アメリカは永遠に中東に釘付けになって、国力を衰退

させればいいのだ。

そして集団的自衛権の行使容認を決めた日本の出番が

いずれやってくる。

従米国家・日本の、後戻りできない地獄がそこから始まる。