小林よしのり

慰安婦問題とアイヌ問題は同じだ

小林よしのり

2014年 9月 3日


慰安婦問題で、自民党議員や自称保守派や新聞・雑誌などは、

一斉に朝日新聞バッシングをしている。

つくづくインチキな奴らだと思う。

度を越したインチキで、わしは全然信用しない。

 

だったら札幌市議会の金子議員の「アイヌ民族なんて、

いまはもういない」という発言を擁護しなさいよ!

自民党は擁護どころか、金子氏を会派離脱させて、

菅官房長官も政府として遺憾の意を表しているじゃないか!

 

慰安婦問題もアイヌ問題も同じ構造なんだぞ。

左翼運動家が「絶対的弱者」を作り出して、人権問題として

国家を追求し始める。

それにマスコミが偽善で加担して全体主義を作り上げ、

言論封殺の空気を作り上げる。

マスコミも抗議が恐くて日和っていき、政府も謝罪し始める。

左翼運動家は国連その他の国際機関にロビー活動を繰り広げ、

国に対する外圧を強める。

この構造と戦う者は悪人として排除される。

 

現在配信中の『小林よしのりライジング』で、アイヌ問題の

真実を書いている。

自民党も、全マスコミも、このタブーに手を付けることは

出来ない。

「アイヌ民族はもういない」

「慰安婦の強制連行などなかった」

同じことなのだが、全体主義ありきで議論は封じられる。

戦う勇気は誰にもない。

戦前・戦後で世論が一変したのと同じだよ。

朝日新聞バッシングしてる奴らなんか信用してたまるか!