小林よしのり

「運動家、あるある」について

小林よしのり

2014年 8月 16日


笹さんのブログで、自称保守おっさんが突進して来て、

勝手に耳打ちする話は「運動家、あるある話」です。

そのおっさんは笹さんを自分の側の人間と思い込んで

いて、自分の運動に必ず協力すると確信しています。

わしも何度もそんな経験をしていて、人寄せパンダに

利用しようと接近してくるわけです。

 

やむを得ず少し協力したら、自分の運動は正義だと

思っているから、今度は無断でわしの漫画を自分の

会報に載せたりします。

運動家、あるある」は、右も左も一緒です。

 

断わると生意気な奴と思われて、悪口を言いふらされます。

自分の運動は正義と思っているし、自分の方が愛国者と

思っているから、「客寄せパンダの分際でえらそうに

と思うのが、「運動家、あるある」です。

 

だからわしは運動家が集まる所には行きません。

例え靖国神社だろうと、運動家が集まる日には行きません。

自称保守とはそのような運動家の世間のことなのです。