小林よしのり

ガザへの侵攻を危惧する

小林よしのり

2014年 7月 31日


イスラエルがガザに侵攻したら大虐殺が起こると、

わしは言ってたよな。

ハマスがガザの市民を「人間の盾」にしてると

いうのは本当だ。

一般市民の病院や学校の下から地下トンネル掘ったり

してるようだからな。

そして嫌がらせのように長距離化したミサイルを

イスラエルに飛ばす。

だが対空ミサイルで90%は破壊してるそうじゃないか。

うまいことイスラエルの武器性能の宣伝にも使われている。

イスラエルが今は超タカ派政権だから、ハマスを壊滅

しようとしてるのだろう。

だが、この地上戦は相当の惨劇を生む。

なぜならガザが完全封鎖されてるからだ。

周辺国の制裁によって、水も食料も薬も入って来ないし、

電力源も破壊される。

周囲に張り巡らされたあの壁は、ガザを刑務所に
してしまった。

その刑務所の中に軍隊が入っていくのだ。

こんな恐ろしい戦闘はかつてない。

この戦闘が終わった後で、国際調査団やジャーナリストが、

大虐殺の証拠を出して来るだろう。

そしてハマスより過激なテロリストが憎悪の中から生まれてくる。