小林よしのり

今年の夏は暑くて熱い

小林よしのり

日々の出来事
2015年 8月 6日


今日、乗ったタクシーがオンボロで、全然冷房が効いてなくて、

蒸しぶろ状態。

窓を開けても風が入って来なくて効果がないから、

窓を閉めたまま走っていれば、そのうち冷房が効いてくるかも

と思っていたが、全く効かなかった。

ああいう暑さの中に長時間いると熱中症になるのだろう。

やっぱりマイカー・よしりん号が一番快適でいい。

 

今日NHKスペシャル「きのこ雲の下で何が起きていたのか」

をつい見始めたら、凄すぎて最後まで見てしまった。

原爆投下直後、壊滅状態の地域で放射線と熱風に直撃された

人たちが、「御幸橋」まで逃げて来て、そこにうずくまっている

写真が世界で2枚残っている。

その写真に写っている被爆者の様子をCGで動かしてしまい、

黒焦げの赤子をあやす少女の声まで入れてるのだから、

一歩間違えば悪趣味、だが確かに臨場感があって、

食い入るように見てしまった。

これを見たら、核兵器は必要なんて言えなくなる。

しかも広島の原爆の死者は、1213歳の中学生が最も

多かったのだ!

大人は戦争で徴兵されていたから、残っているのは女子供が

多かったようだ。

原発と原爆は違うと言いたがる理屈も知っているが、

やっぱり核は全部ウンザリとアレルギー反応を起こしてしまう。

最悪の気分だ。

 

それにしても次から次に取材依頼が入るが、今年の夏は暑いし、

熱いね。

なんでこんなにわしに取材が来るの?

わしってTUBEか?・・って言っても、若者はもうTUBE

知らないよな。