小林よしのり

日本の奨学金って問題あるな

小林よしのり

政治・経済
2015年 7月 9日


「そもそも総研」で見たが、日本の奨学金は問題あるな。

世の中には苦労してる学生がいるもので、彼の母が3歳のとき

亡くなって、父子で育ってたが、彼が高校生の時に父が失踪、

その後は一人でバイトしながら育った若者がいる。
えらいよなあ。

 

大学は奨学金とバイトで通ったが、卒業するときには700万円の

奨学金返済のスタートとなったわけだ。

現在26歳だが、奨学金返済の負担が重すぎて、貧乏だし、

将来不安が大きい。

 

わしは借りたカネは返すべきと思ってたが、世界標準では

授業料はゼロの方が多いし、大学時代の生活の給付金も出して

くれる国の方が多い。

日本だけが授業料を取って、給付金はない、奨学金で借金するしか

ないのだから、世界一厳しいんだな。

 

一体、税金は何に使われているのだろう?

国立競技場か?

東京オリンピック招致で人々は大騒ぎして喜んでたが、足元に

救わねばならない人がいっぱいいるのに、くだらんなあと思うよ。

 

秘書岸端もまだ奨学金を返し続けているが、踏み倒せばいいのに。