小林よしのり

「戦争法案」と言った福島瑞穂は正しい

小林よしのり

2015年 4月 23日


福島瑞穂はあまり好感を持つ政治家ではないが、

今月1日の参院予算委員会で、「国際平和支援法」を含む

安保関連法案を、「戦争法案」と呼んだのは正解である。

 

なにが国際「平和」支援法だ。

戦争する他国の軍隊に協力するのが「平和」支援という

のは欺瞞が過ぎる。

「積極的平和主義」やら「国際平和支援法」やら、

「平和」を付けさえすれば騙せると思っているのだから、

安倍政権は国民を愚弄している。

これはレッテル貼りでも、議論の矮小化でもない。

福島瑞穂が言う通り、「戦争法案」なのである。

 

ましてや議事録から削除せよと要求するとは、自民党は

狂っているとしか言いようがない。

この件で文句のある自民党議員がいたら、わしが相手をする。

『新戦争論1』のイラク戦争の総括を読んで、やって来い!