小林よしのり

わしは元慰安婦には感謝している

小林よしのり

政治・経済
2016年 1月 27日


「ゴー宣道場」の応募締め切りまで、あと一週間である。

現在、韓国から元慰安婦が来日して、日韓「合意」は無効だと

訴える記者会見を開いている。

日韓「合意」は「被害者を後回しにしている」と言うのだ。

 

当時の慰安婦の全員を被害者と言えるかといえば、果てしなく

怪しい。

公娼制度があった時代だから、募集広告を見て、自ら応募した

プロも多かったはずだ。

 

ただし、前借金で業者に売られた少女たちは、被害者と言える

だろう。

だが問題は、「誰の被害者か?」、「何の被害者か?」という問題だ。

それは「日本軍の被害者」と限定できるのか?

「朝鮮人の業者の被害者」とも言えるし、「公娼制度の被害者」

とも言えるし、「貧困という時代状況の被害者」とも言えるのだ。

 

このような緻密な話が、残念ながら世界には通じない。

世界中の人々の感覚が、善悪二元論の紋切り型でしか判断できない

くらい、知性が低いからだ。

 

一方、日本国内の左翼方面も同様に、善悪二元論でしかものを

考えることが出来ない。

中には「日本軍=悪」という、戦勝国とまったく同じ価値判断に

なってしまった日本人もいる。

 

一方、右派の者とて、日本軍無謬論になって、緻密な議論が出来

ない、劣化した知性の者が多い。

元慰安婦に向かって、「この売春婦が!」という暴言を投げつける

ような、情けない連中もいる。

 

最低でも、あの元慰安婦たちには、「我々の祖父の世代を慰めて

くれて、感謝します。そしてあなた方の身の上には同情します。」

という態度で臨まなければならない。

この気持ちが伝わるような「合意」が成されたかと言えば、

否と言うしかない。

この「合意」で満足している左派の者たちも、情のない奴らだ、

しょせん自虐史観というイデオロギーが大事だったのだろうと、

言うしかない。

 

2月14日「ゴー宣道場」「慰安婦〈合意〉は正しかったのか?」

応募締め切りは来週23日(水曜)だ。

ゲストに藤岡信勝氏を迎えて、徹底的な、そして繊細な議論を

したいと思っている。

さあ、応募を急げ!


当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
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ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成28年2/3(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ