小林よしのり

今日から都内のホテル

小林よしのり

日々の出来事
2016年 1月 2日


今日から都内のホテルで過ごすので、チェックインした。

外資系だが和風のテイストを取り入れた落ち着くロビーや
客室のインテリアだ。
日本のホテルが西洋化して、近代化・合理主義だけで
ロビーや客室を作っている間に、外資系に和洋折衷を
絶妙にやられてしまうのは、日本人としては悔しくもある。

グローバリズムはダメだが、グローバリゼーションは
否定
しない。
日本の伝統というルール感覚を取り入れるこのホテルなら、
外資系でも歓迎しよう。

ホテル・オークラは改修してるが、再オープンしたときは、
どんなホテルに生まれ変わるのだろうか?

旅館の畳にべったり座るのは、イスとテーブルに慣れた
今のわしには苦痛だ。
立ったり座ったりがやけにキツい。
それでも部屋の一部に畳の目があると、やけに
くつろぐ
ものだ。
このホテルにはテーブルの下に畳があって、
ついスリッパを
脱いでしまう。
 


花びら餅を食べながら一服していると、富士山が見える窓外に、
意外に速いスピードで夕日が沈んでいく。
 

地球はかなり速く自転しているなあと、ぼんやり思っていたら、

そろそろ夕食だ。

今日はおせちに飽きたからフレンチにする。
ここでも和を取り入れたフレンチで、ホテルのレストランとは
思えない美味さだ。
まだ仕事するのでワインはほどほどに白・白・赤の3杯にした。
今のところこのホテルに不満はない。