小林よしのり

美人とブスのあいだ

小林よしのり

日々の出来事
2016年 7月 18日


理作氏の「せつないかもしれない」で衣緒菜さんが世の中

には美人とブスの二種類しかいないと思っていたそうだ。

なかなか可笑しい。

 

わしには、超美人と、美人と、見ようによっては美人と、

愛嬌のあるブスと、直視できないブスまで、かなり微妙に

グラデーションのある美醜の判定基準がある。

 

そして、若いからこそ美人という人もいて、50代から一気に

老け込んで醜くなった例も見た。

 

逆に若いときはむしろ、ややブスだった女性が、歳をとると

どんどん綺麗になってきて、60代過ぎて美人になるという

例も知っている。

カメとウサギの競争のように、ブスと美人が逆転した例は

あるのだ。

 

男も同様ではないだろうか?

わしが若いころ大ファンだった色気のある男性シンガーが、

今じゃ見る影もなく老いぼれてしまっている。

高田純次の方がカッコいいじゃないかと思ってしまうのだ。

 

美醜に対する関心は今も尽きない。