小林よしのり

「教育勅語」の意味を知らぬアナクロ親父を処罰せよ

小林よしのり

日々の出来事
2017年 2月 24日


安倍昭恵名誉校長の森友学園の児童たちは教育勅語を

暗唱させられている。

教育勅語の内容は、それほど悪いものではないが、

意味も分からぬ子供に一斉に暗唱させる姿を見れば、

やっぱり全体主義にしか見えない。

 

暗唱する子供たちを見て、喜んでいるのは、日本会議

などのアナクロニズムなオヤジどもである。

嗤ってしまうのは、籠池理事長らのアナクロオヤジたち

こそが、教育勅語の意味を理解していないという点だ。

 

「教育勅語」では、天皇の有徳と臣民の忠誠が

「国体の精華」であり、同時に「教育の淵源」である

と述べられている。

 

だが、安倍政権や、日本会議や、自称保守や、ネトウヨは、

「天皇は徳ではない。血統のみ、しかも男系血統のみ」

と言っている。

 

「公務」を全身全霊で行う天皇陛下の「徳」を、彼らは

必要ない、祭祀のみでいいと言う。

「天皇だって間違うときはある」と言い、平然と天皇に

叛逆し、「臣民の忠誠」などカケラもない。

まさに日本会議など自称保守こそが「教育勅語」の精神を

踏みにじっているのだ。

ああいう連中は、「不敬罪」で処罰するべきだろう。