小林よしのり

訂正でんでん

小林よしのり

日々の出来事
2017年 1月 25日


訂正でんでんって知ってるか?

「訂正でんでんというご指摘は全く当たりません。」

安倍首相が国会で蓮舫にどや顔で言った迷せりふだぞ。

訂正でんでん虫だぞ。

 

特にその部分を力説したところで「訂正でんでん」と

言っている。

音で聞くと意味が分からんか?

文字で書くと「訂正云々」だぞ。

安倍首相はこれを「訂正でんでん」と読んだのだ。

 

答弁のペーパーを自分で書いてないことの証明だ。

官僚が書いたのか?

官僚も安倍首相のために訂正にはルビをふってただろうが、

云々にはルビをふってなかったのだろう。

 

安倍首相は小学生の頃からず―――っと「云々」を

「でんでん」と読んでたんだぞ。

 

安倍首相は今頃、こう言いたいと思う。

「先ほど私の官僚ペーパーの読み方に問題があるでんでん

との指摘があった。だが、人の漢字の読み間違いなど

軽々しくでんでんすべき事柄ではない。現にネトウヨから

揚げ足取りに過ぎないでんでんの擁護論も出ている。

でんでん大したことではない。誰だってでんでん虫を見た

ことがあるだろう。あれは渦みたいにぐるぐる回る家に

住んでるから目が回る。でんでん目が回らないという人が

いたらお目にかかりたい。でんでんむしむしの歌は、

出ろ出ろの意味であって決して出ないという意味ではない。

先ほどからカタツムリと言えでんでんとの批判もあるが、

でんでんが好きな私としては固くムリである。

固くムリではカタツムリのシャレになってないでんでんの

指摘もあろうが、私はでんでん気にしない。次から次に

でんでん批判ばっかりせずに、対案を出してもらいたい。

でんでん対案を出さずに批判するのはでんでん理解できない。

でんでん無視無視である。」

 

訂正でんでんを今年の流行語大賞に推す。早過ぎか!