小林よしのり

今年は12月30日まで仕事か?

小林よしのり

日々の出来事
2016年 10月 24日


火曜日がサピオの締め切りなので、原稿のコピーを持って

来させたが、後半が全然完成してない。

これじゃダメだ。また明日、岸端にコピーを持って来させ

なければならない。

 

結局、締め切りギリギリになりそうだな。

つまり『天皇論』を描き下ろす余裕が全然ない状態という

ことだ。

すでにコンテを一本、仕事場に送っているのにまったく手を

つけていない。

 

それから12月発売号の『大東亜論』の原稿を回収したが、

なんと吹き出しにセリフも入っていない。

感情移入しながら絵を描くのが難しい。

コンテでセリフを確認しながら描くのはめんどくさい。

背景も手を付けられていないから、臨場感なく人物の表情を

描かねばならないのも辛いのだ。

 

やっぱり「早く人物のペン入れをしてくれないと進まない」

と言われるくらいの時点で、わしはペン入れした方がいい。

 

こんなスカスカの状態からわしがペン入れするために、

なんで『天皇論』のコンテを中断させねばならないのか?

無理だ。わしは『天皇論』のコンテを進める。

原稿はいったん仕事場に返す。

もっと手を入れてから、わしに戻してくれ。

 

このままでは12月の30日くらいまで仕事しなきゃならない

のではないか?