小林よしのり

読みとってくれた時の嬉しさ

小林よしのり

日々の出来事
2017年 7月 29日


FLASH」『よしりん辻説法』で「袋とじ」企画として

描いた作品を、担当りか坊に渡したら、こんな感想が来た。

 

「入稿作業を進めていても、私は○○のエピソードに

すごく共鳴して、毎回うるうるしています。」

「年齢性別関係なく、普遍的に心の壁の薄い部分を突く

エピソードになっているのだと感じました。」

 

これだよなあ。

感受性豊かな女性の編集者って、こんな風に読んでくれる

から嬉しい。

 

うちの男のスタッフなんか、誰もこんなこと言わなかった。

「どへへ―――。ここまで描く?おんどろいた―――。」

しか感想なかったな。

 

「袋とじ」でマル秘のエンターティンメントはもちろん

するけど、わしが描きたかったテーマは深い。

そこんとこ、分かってくれる読者がいると、描いて良かった

なあと思えるのです。うん。