小林よしのり

都会のラクダを見つけた

小林よしのり

日々の出来事
2017年 7月 11日


FLASH」ゲラを確認するために、街に出かけたが、

暑いのなんのって、サハラ砂漠の苛酷さがよく分かった。

東京の夏はラクダが必要だ。

 

買いたい文庫が3冊あったのに、1冊しか見つからず、

結局、Amazonで買うしかないようだ。

すでに描き始めてる最中に、読みたい本が出てきたら、

わざわざ新宿まで行って買うわけにはいかない。

近くの大きな書店では、古典になってる文庫が揃って

ないのだから本当に困る。

 

しかも最近は古典文学の表紙カバーが、漫画になって

いるからガッカリする。

 

帰りは、担当りか坊と一緒にタクシーに乗った。

これで一つ先の電車の駅まで送って、りか坊を降ろし、

引き返して自宅で降りるのだ。

こうすればクーラーの効いた車内しか体験せずに済む。

 

タクシーを都会のラクダにすれば楽だと気づいたわしは

やはりアラビアのロレンス並みに知恵が回るな。