小林よしのり

「ザ・オーディエンス」を見た

小林よしのり

日々の出来事
2017年 5月 11日


5時半に起きて、名古屋に行き、「ザ・オーディエンス」を

見て帰ってきた。

 

舞台劇をそのまま映画にしたこの作品のことを、『ザ・議論!』

で対談した井上達夫氏から聞いて、ずっと見たかったのだが、

やっと見れた。

 

毎週火曜の夕方、エリザベス女王に歴代の首相が「謁見」する

様子を描く創作劇だが、まさにこうだったかと思わせるユーモア

たっぷりの会話が面白く、最後には思いがけず感動してしまった。

 

立憲君主制の伝統の何たるかが理解できたが、それに反して、

現在の天皇陛下の境遇の気の毒なこと・・・。

 

劣化して極左に堕した保守勢力と、それに担がれた狂った首相の

悪意で、極左憲法学に押し込められた天皇を、いかにして解放

するか?

 

絶対にそれをやらねばならないと勇気を得た作品だった。