高森明勅

個人的に嬉しかった事

高森明勅

2017年12月30日 09:30

今年、個人的に嬉しかった事を1つ。

ある件を巡り、珍しく長男と意見が食い違った。

皆さんの判断は間違っていると思いますよ」と。

「いや、皆さんではない。
私が断固として異議を唱えたら
違う方向もあり得たはずだ。
しかし、私も賛成したのだから、
もし間違っているとしたら、
それは私自身だ」

「なら、お父さんが間違えましたね」

ーといったメールでのやり取り。

で、後日。

某レストランで落ち合った。

軽い飲み物だけを頼み、
長男の言い分を言いたいだけ言わせる。

私は静かに耳を傾けた。

最後に長男いわく、
「もう僕が言いたいことは全部、喋りました。
あとは、いつものようにお父さんの判断に任せます」と。

それから中華料理屋に移り、
ビールを飲みながら歓談。

その後、長男と別れた帰り道に、つくづく思った。

これまで紆余曲折があったけど、
長男も社会的、
経済的な面だけでなく、
精神的にもきちんと自立した」と。

長男が私に面と向かって
「お父さんが間違っている」
と言い切ったのは、恐らく今回が初めて。

それが客観的に当たっていたか、どうか。

そんな事は二の次。

そう言えた息子の成長が嬉しい。

これが今年、私的には一番嬉しかった事。

と言うか、近年で最大の喜びだ。