小林よしのり

あえて真意を質さず

小林よしのり

日々の出来事
2018年 3月 4日


しかしまだペリリュー島にいる笹幸恵さんの説得が残っている。

8日に帰ってくるから、9日に説得しなければならない。

 

以前、笹さんはわしにこう問うた。

「倉持氏は先生のために役立っていますか?」

わしは答えた。「役立っています!」

「ならばいいです」と笹さんは答え、それ以上は言わなかった。

わしもあえて問わなかった。

 

「あえて真意を質さず」の精神を笹さんに説いてみよう。

我々の誤解もあるんだと思う。

わしは倉持氏を信じる決意をした。

早くも褒めちぎる高森氏の態度はどうかと思う。

今は禊の期間だ。

 

結果を出さなくてもいいのだ。誠実に努力するだけで。

信じてくれた人たちを裏切らないこと。

完全に認められるには年月が要る。

山尾志桜里さんだって同じことだ。