小林よしのり

『おぼっちゃまくん』シナリオ完成

小林よしのり

日々の出来事
2018年 10月 17日

昨日は嬉しかった。『おぼっちゃまくん』のアイデアが
まったく思いつかないで、どうなることかと思っていたが、
夕方から『ゴーマニズム宣言』第25章のペン入れを始め、
これを終わらせてから、再びスマホのノートにある閃きを
書き始めたら、意外に続く。

それを自分のパソコンに送り、本格的にシナリオを書き
始めたら、するするとストーリーが続いていき、
夜の0時近くで完成してしまった。
また面白い話が出来そうだ。
これに細部のギャグを混ぜながらコンテを描けば、きっと
楽しく笑える作品になるはずだ。

『おぼっちゃまくん』は「小説幻冬」に連載を始めてから、
全部、成功している。
昨日、文庫『おぼっちゃまくん』をいくつか読んだが、
あの頃より、密度の高い作品を描いているかもしれない。

アイデアが出ない時は、もう終わったかもと落ち込むが、
昨晩のように一気にシナリオが書けたときは、やっぱり
天才なんだと自信満々になる。
だが、これをコンテにしていくと、案外、ギャグが出な
かったりして、また落ち込むかもしれない。
気持ちが高揚したり、落胆したり、ジェットコースター
みたいに変化するから大変だ。

今朝は『おぼっちゃまくん』のコンテが描けるという
喜びで、朝5時に起きてしまった。