高森明勅

憲法改正、根底の対立

高森明勅

政治・経済
2018年 7月 25日
憲法改正を巡る真の対立点は何か。
 
それは、極めてシンプル。
 
2つの姿勢の対決だ。
 
問題を直視し、思考を継続し深めようとするか。
 
それとも、見たくない現実から目を背け、
いつまでも思考停止を続けるか。
 
教条主義的な護憲と旧式の改憲は、
表向き対立しているようでも、共に後者。
 
そうした惰性が支配する憲法状況を利用して、
最も安易で愚劣な選択肢、対米依存=従属の
“完成”を図るのが、自衛隊「明記」加憲。
 
安倍首相は9月の自民党総裁選の争点は
「憲法改正」と明言している。
 
加憲は更に現実味を増すだろう。
 
それに対峙し、正面から乗り越えるには、
前者の道を選ぶしかない。
 
その道を辿って、
遂に立憲的改憲の具体的な条文案が提示される
場面を迎える。
 
絶望しないで困難な局面に立ち向う勇気を持つ者は、
8月のゴー宣道場に結集せよ!
 
応募の締め切りは今日。