小林よしのり

玉川徹の増長

小林よしのり

日々の出来事
2020年 3月 31日

今朝の「羽鳥慎一モーニングショー」は間違いだらけの
意見・情報で最初から最後まで口をあんぐり開けて
見ているしかなった。

玉川徹は憲法に緊急事態条項を入れることは反対だが、
今回のコロナ特措法の緊急事態宣言は大丈夫だと言う。
完全に狂っている。

憲法に緊急事態条項を入れる場合は、当然、国会での
承認を得なければならないという条文を書くはずで、
今回の緊急事態宣言には国会の承認が要らない!
「明日からやるから」という報告だけでいいのだ。

期日を定めても、トランプ大統領のように延長すれば
いいし、危機を煽っていれば、国民の監視は効かない。
現に玉川徹が危機を煽って、緊急事態宣言を待ち望む
国民を作ってるじゃないか。

玉川徹は危険な状態になれば「俺さまが黙っちゃいない」
「俺さまが監視している」と傲然と言い放っていたが、
たかがサラリーマンが権力を舐めすぎている。

そもそもこの国は法治国家であって、人治主義の国家
ではない。
権力を縛るのは「法」だけであって、「人」ではない。
「立憲主義」でしか、権力を統制できないのだ。

玉川徹はたかがサラリーマンの分際で、どこまでも
増長していくが、間違ったことばっかり言っている
から、いつか破滅が来るだろう。