小林よしのり

PCR検査が「踏み絵」になっている

小林よしのり

日々の出来事
2020年 12月 29日

今日のモーニングショー、何から何まで間違っていて、
恐怖に震えた。
コロナより、このモーニングショーの方が100倍恐ろしい。
まず、羽田議員の死は、PCR検査が「踏み絵」になって
いることが問題なのだ!

わしは、今年は一年中、喘息の後遺症が治らないので、
「わし、肺炎かな?」と思って、病院でレントゲン検査を
受けた。

だが羽田議員は「俺、肺炎かな?」と思っても、「発熱」が
あるから病院で診断してもらえない。
コロナが指定感染症になってるから、「発熱外来」を受診
させない事態になっている!

PCR検査が「踏み絵」になっているから、手遅れになる
のだ!

普通なら、街のクリニックで診察してもらい、レントゲンや
CT検査をして、肺炎だったら、PCR検査をする。
羽田議員のケースをPCR検査の不足に繋げるのは
まったく間違っている!
コロナを指定感染症から外して、街のクリニックでも受信
できるようにしておけば、羽田議員も死なずに済んだ
かもしれない。

台湾でコロナを根絶したかどうかは、PCRのサイクル数
を日本と同じにして見なければ分からない。
サイクル数が少ないから、根絶したように見えるだけだろう。

しかも、台湾の「監視」と「罰則」による国民管理体制は、
想像をはるかに超えていて、恐怖で震えた。
普段、リベラルぶっているモーニングショーのコメンテーター
が、全員これに猛反対しないのが異常だ。
弁護士まで、罰則を否定しないのだから、狂っている。
恐ろしい!まったく恐ろしい!
ここまで管理社会になった台湾を讃美する者が日本に
多いのは大問題だ!