小林よしのり

「ウクライナ戦争論」見本が来て読んだ。

小林よしのり

日々の出来事
2022年 10月 16日

『ウクライナ戦争論』の見本が来たが、表紙が意表を
ついていてセンスがいい。
戦争の悲惨さが表紙から出てると、みんなが気が重く
なって手に取らなくなるからな。

ウクライナの歴史、日本とロシアの関係史をちゃんと
押さえて描いてるのが特別だろう。

しかもロシアがレイプを武器として使っていることが、
国連などで問題になっているが、必ずそうなるとわしは
見ぬいていて、戦場レイプについては執拗に描いている。
それはロシア軍の伝統と言ってもいいくらいなのだ。
その先見性も、『ウクライナ戦争論』の特徴だろう。

あくまでも日本人の視点から見たウクライナ人の気概、
プーチン・ロシアの卑劣さを洞察する。

「国際法」の重大さが身に染みて理解できるように
描いているのが、この本の特徴だ。
自信満々で間もなく『ウクライナ戦争論』は発信する。