倉持麟太郎

多くの方に知っていただきたい問題です▶13歳の医療保護入院違憲訴訟

倉持麟太郎

2023年 1月 21日

先週今週と徹夜続きで、ヘバヘバでしたが、何とか土曜日まできました。。

訴訟提起、記者会見、動画配信と原告本人のテレビ出演が無事に終わって一安心です。

今回訴訟提起までは法的な論点整理しかしていなかったですが、訴訟提起してみたら精神医療畑からのいろいろなコンタクトもあり、これから勉強せねば。

 

当時13歳の少年が、直後の医師の診断で「本人に問題はない」「病院としてやることが何もない」「情緒障害のレベルにない」との記載が情報公開で出てきているにもかかわらず、大人10人にバンに突っ込まれて精神科に強制入院させられる制度が現在も濫用されています。

彼は奇跡的に脱走できたけど、もし捕まっていたら拘束されて薬漬けでこの訴訟もなかったでしょう。

 

それにしても、日本国憲法が崇高な人権やら戦争放棄を謳いながら、日本国憲法誕生後に優生保護法も自衛隊もハンセン病隔離も医療保護入院も、そしてコロナ禍のむちゃくちゃな権利制約も行われ、皇室制度についてまともな措置も講ぜず、この国の憲法どうなってんのよ??

 

お隣の韓国は、この日本の医療保護入院をそのまま模した「保護入院」制度を「身体の自由への制約として最小限性に反する」という理由で憲法裁判所が違憲判決を下し、廃止されています。台湾でも廃止。憲法裁判所の存在意義を再確認するとともに、日本の人権感覚このままだとおいてかれるぜ。

 

死んでるような憲法に電気ショックをしていきたいと思います。

 

今週のクソすばでは、情報開示で出てきた資料を元に事案の解説をしておりますので、是非多くの方に視ていただきたいです!

週末に是非どうぞ★

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