小林よしのり

他人の自殺で同情心は湧かないから、武器にはならない。

小林よしのり

日々の出来事
2023年 11月 18日

昨日の秘書岸端の調査は極めて重要で、時系列から見ても、
ジャニーズ問題で被害者が自殺した事件は、ジャニーズ
事務所のせいではない。
人権真理教のキャンセルカルチャー賛成派は自殺者を利用
している。

宝塚の団員自殺がパワハラが原因かどうかも分からない。
歌劇団の内部調査の結果発表にも、理がある。

そもそも自殺の原因は誹謗中傷だけとか、そんな単純な
ものではないだろう。
むしろSNSの誹謗中傷に負けて自殺したという見解こそ、
自殺者を馬鹿にしている。

子供ならいじめられたら、視野狭窄になって、自殺する
こともあろうが、大人で家族もある男が自殺するのなら、
よほど複雑な背景があったり、病気があったりするのだ
と思う。

何にしても、わしは自殺に同情はしない。
キリスト教やイスラム教では自殺は禁じられていて、
天国には行けないらしい。

日本人は切腹という自死の文化があるから、その選択を
否定はしない。
だが、わしは自殺に同情はしない。
ましてや、他人の自殺など、全く関心が持てない。

「人権VS文化」なら、わしは国の文化を守ることを
選ぶ人間だ。
人権はイデオロギーとしか思ってないので、自殺は
同情心が湧かない。