小林よしのり

何が江戸時代から続く文化・感性なのか?

小林よしのり

日々の出来事
2023年 9月 3日

「火事と喧嘩は江戸の華」は日本の江戸時代の文化だが、
インドでは通じなかった。
インド版アニメ『おぼっちゃまくん』で初めて
不可が出た。
火事を野次馬で見に行くこと、火事の現場で人を
救うことは、ヒーローにはならない。
子供がマネしたら危ないということでボツになった。

すでに文庫『おぼっちゃまくん』6巻で発表された
シーンなのだが、インドではタブーだった。
このシーンは作品のクライマックスなので、
作品全体をボツにするか?
クライマックスの変更が可能か?大問題だ。

だが、昨夜考えて、すでに突破口は見つけた。
明日、シナリオを修正する。

江戸時代の文化だが、現代に至るまで日本人の感性として、
連続している事象はある。

江戸時代は陰間(12才〜17才がメイン)という男色文化が
あったが、現代ではその残滓がジャニーズ文化で
花開いた。

今の男性アイドルは益々、陰間化(女性化)している。

何が江戸時代から続く文化・感性か?
何がキリスト教に洗脳された文化・感性か?
それを見分けなけば、将来に適応できる日本の
法感覚にはならない。