小林よしのり

歌謡曲を通して足腰を鍛える

小林よしのり

日々の出来事
2024年 1月 7日

昨日はスタジオで大須賀氏と合流して、歌謡曲の練習。
午前中からランチの店探して散歩し過ぎたあとに、
スタジオで立って歌っていたので、今朝は脚が異様に痛い。

ふくらはぎとか、太ももとか、こんなに凝ってしまうのは、
普段、椅子に座ったままで一日中、仕事してるからだ。
今日も一日中、閉じこもって仕事だから、また脚が萎えて
しまう。

「歌謡曲を通して日本を語る」は、エンタメを公に
結びつける野心だけが目的ではなく、確実にわしの足腰
を鍛えるためという私的な動機が潜んでいる。
総合Pちぇぶも、大須賀氏も、わしの健康のために
凄く役立ってくれている。

老化を一番感じるのが脚だ。
地震のとき、都心から家まで歩いて帰れるのかが、
一番の不安だ。
30年前なら、距離はどこまででも歩けるのが当然と思って
いた。
幕末の志士たちは、九州から京都や江戸までだって歩いて
いたのだから、凄いと思いながら、いざとなれば自分だって
と思っていたのに、今は神田からお茶の水までだって無理
だろう。

福岡から上京してきた頃は、神田の書店巡りをしながら、
お茶の水まで歩くのは、楽しかったものだが、今は不可能だ。
「歌謡曲を通して」をやっていれば、必ず外出して歩く
ことになるし、スタジオでは立ちっぱなしで足腰を鍛える。
わしの一番の健康法が、この番組になっているのだから
不思議なものだ。