小林よしのり

エンタメには真剣さが必要だ。

小林よしのり

日々の出来事
2023年 12月 31日

昨夜、泉美木蘭とカレーせんべいの番組を見始めたが、
二人が番組をやっている最中に、すぐそばで私語をする
人間がいて、二人の喋りを誰も聴いていない。
それが気になって、二人の喋りに集中できない。
よっぽどカレーに「周囲を黙らせろ」とメールしようと
思ったが、権力の横暴と思われたらイヤなので、我慢
していた。

「公私混同」が素人の番組の魅力なのかもしれないが、
わしの番組なら、絶対に叱っていた。

基本的なスタンスの差として、わしは視聴者のために
番組をやるが、彼らは自分が楽しむためだけにやって
いるらしい。

その自由さ・緩さがネットの番組の長所と言われるの
だろうが、わしは五月蠅さ・煩わしさが上回って、
聴くのが苦痛で視聴を止めた。

居間に行くと、わしの妻がさらに聴き続けていたので、
「公私混同」に怒らない人間が増えたのだなと、軽蔑
してやった。
その妻によると、泉美さんの出演時間が終わったら、
なんと泉美さんが放送中に傍で騒ぎ始めたらしい。

わしはやっぱり昭和のジジイだな。
真剣さのない共同体主義はつまらないと思うジジイだ。
わしの番組は素人が真剣にエンタメを追求する番組で、
チェブリン・モン子も大須賀淳も、真剣に創作すること
自体の楽しさに嵌っている。
来年も「公」を意識して、真剣な同志たちと共に、
エンタメ路線を推し進める!