小林よしのり

インド版アニメ『おぼっちゃまくん』が送られて来た。感想です。

小林よしのり

日々の出来事
2024年 12月 6日

インド版アニメ「おぼっちゃまくん」の着色されたアニメが
届いた。色が鮮やかで目に心地いい。
感想を上げておきます。

『バスケットボール』のお話
バスケットチームのスポンサーになった袋小路がうらやま
しくて、自分のチームの監督になった茶魔が、なんとか
チームに勝利させるために、あれやこれやと悪いことを
企むのが面白い。
茶魔の、邪悪なんだけど、まぬけで可愛いというキャラが
全開で素晴らしい。
茶魔がベンチにコーチの恰好をして偉そうに座っている
だけで、なんだか笑えるし、何か企んでいる時の顔が
めちゃ面白く、表情豊かで楽しくなっている。

『おとうちゃまの誕生日』のお話
お父ちゃまの誕生日に何をプレゼントするか考える茶魔が
可愛い。
身代わり亀光の見た目も迫力があって愉快で良い!
クレーンで吊られながら大きな筆を持って「右!左!」と
揺れてる茶魔も面白い。
お父ちゃまが貧ぼっちゃまからのプレゼントに目を輝かせて、
貧ぼっちゃまにペロペロしてしまったことに、茶魔がショック
を受けて、号泣しながら家を出ていくというストーリーが秀逸
だった。茶魔の表情と声がめちゃくちゃ可愛い!
駅で、お父ちゃまと茶魔が再会する場面も、やたら大袈裟
で笑えるし、感動的でとても良い。

『メカ茶魔/Bパート』のお話
原作で前後編で描かれた大作の後編だ。
メカもよく描けているし、前編に引き続きメカ茶魔の
悲しみや、お父ちゃまや茶魔に対する愛憎といった
ものが完璧にアニメでも表現されていて、とても感動
した。
茶魔の表情の描き方も声も、相変わらず上手い。
この作品は名作ですね。