小林よしのり

情念のこもった『愛子天皇論』を描かなければならない!

小林よしのり

2024年 11月 13日

カンヅメになって、3日で一通りのシナリオを書いたが、
今日は再読しておきたい本があるので、読書の日にする。

わしは啓蒙はもう効果がないと言った。
特に男系カルトの国会議員はカルト信仰に嵌ってるから読むはずない。
一般人でも、そもそも知識欲がないなら、読もうとしない。
歳をとってパワーが減退したら、読書も疲れる。
老眼になったら文字を読むのも苦痛になる。
書店が潰れて本との出会いもない。

本来庶民にとって、男系・双系・伝統なんて、どうでもいいことのはずだ。
「手取りが増える」が庶民の関心なのだろう。
天皇制にまでマクロに関心を広げられない。
だから、庶民はただ「愛子さんがいい」という素朴な憧れがあれば、
それで充分なはずなのだ。

一般国民に対して、いちいち皇位継承の理屈を啓蒙する必要などない。
政治家がしっかりしていれば!
政治家が男系カルトに嵌ったりしなければ!

政治家が愛子天皇を妨害して、皇室を滅ぼそうとするから、
わしは描かなければならない。
なるべくエンタメに昇華して描く方法を必死で考えている。
啓蒙でなく、娯楽で読める本だが、学問の裏付けがある
愛子天皇論に挑戦する。

広島の原爆資料館でも思ったが、目的をはっきりさせて、
情念を込めなければ、伝わらない。
絵は情念を込めるのに有効だ。
例え男系カルトに嵌った政治家でも、皇位継承問題を楽しみながら
完全解読できる作品を描き上げたい。

と言っても、わしにもタイムスケジュールがある。
今週いっぱいしかない。
まだシナリオだが、50ページ前後のコンテを描き上げられるか?